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外壁のひび割れの種類と危険度について

劣化症状塗装の豆知識 2025.02.23 (Sun) 更新

皆様、こんにちは ✨

河内長野市・富田林市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店ロードリバースの外壁塗装ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます!

私たちは、河内長野市を中心に、高品質の外壁塗装・屋根リフォーム工事をご提供しています!

引き続き外壁塗装ブログをお読みいただき、より良い外壁塗装・屋根リフォーム工事にして頂きたいです(^^♪

 

外壁のひび割れは、お住まいの安全性を判断する重要なポイントです。

最初は小さなひび割れでも、次第に大きくなってお住まいに重大な被害を及ぼす原因になりかねません。

ひび割れの種類や危険度を把握し、備えておくことが大切です。

🔍外壁にヒビがはいる原因は?

1. 経年劣化

雨風や紫外線にさらされることで、外壁の塗装や素材が劣化し、ひび割れが発生します。

特に防水機能が低下すると、内部に水が染み込みやすくなり、建物内部にも悪影響をもたらします。

2. 温度変化による膨張・圧力

外壁材は気温の変化により膨張・睡眠を繰り返します。

特に昼夜の寒暖差が激しい地域や、冬場の凍結・融解を繰り返す地域では、ひび割れが発生しやすくなります。

3. 地震や振動の影響

地震や工事などの振動が原因で建物全体が揺れると、外壁にひびが入ることがあります。

特に基礎が弱い場合や、耐震性が十分ない場合には、ひびの亀裂の危険があります。

🔍ひび割れの種類と危険度

以下では、ひび割れの種類と危険度を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

1. 髪の毛ほどの細いひび割れ

危険度:

  • 幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れ。
  • 主に経年劣化や乾燥によるもの。
  • すぐに建物の強度に影響はないが、放置すると雨水が染み込む可能性がある

ヘアークラックと乾燥クラックの違い

クラックの種類ヘアークラック乾燥クラック
ひび割れの幅0.3mm以下0.3mm以下
ひび割れの深さ4mm以下(表面のみ)表面のみ(ごく浅い)
発生原因経年劣化や紫外線、温度変化による塗膜の劣化施工後の乾燥収縮によるひび割れ
発生時期主に築5~10年後以降施工直後~数年以内
発生場所塗膜やモルタル表面モルタル表面全体
ひび割れの形状細い線状のひび割れ網目状、ランダムな細かいひび割れ
危険度低(すぐには問題なし)低(放置すると劣化が進む)
補修方法防水塗装、シーリング防水塗装、フィラー(下地補修材)

違いのポイント

ヘアークラックは経年劣化によるもの主に塗膜のひび割れ

乾燥クラックは施工後の乾燥によるものモルタルが縮んでできるひび割れ

どちらも構造には影響しないが、放置すると劣化が進む


2.垂直なひび割れ(幅0.3m以上深さ5mm以上)または縁切れクラック

危険度:★★~★★★

  • 幅0.3m以上深さ5mm以上のひび割れ
  • 構造的な問題が発生している可能性があります。
  • 放置すると建物の強度低下や倒壊のリスクにつながる可能性があるため、早めの対応が必要です。

 

(写真:垂直な構造クラック)

(写真:縁切れクラック)

構造クラックと縁切れクラックの違い

※縁切れクラックはひび割れの幅は小さいですが、

クラックの種類構造クラック縁切れクラック
発生場所外壁全体、特に建物の角・開口部(窓やドアの周り)窓枠・サッシ・ドア枠・基礎部分の接合部
ひび割れの幅0.3mm以上(場合によっては1mm以上)0.3mm以下~1mm程度
ひび割れの深さ5mm以上(深く、内部構造まで影響)浅いが、シーリングの劣化で拡大する可能性あり
発生原因– 地震・地盤沈下・構造の歪み
– 建物の荷重や劣化
– 異なる素材の膨張・収縮の違い
– シーリング(コーキング)の劣化
危険度高(建物の耐久性に影響)中~高(放置すると雨漏りのリスク)
主なリスク建物の強度が低下(倒壊リスク)
– 鉄筋が錆びてコンクリートが崩れる
雨水侵入による内部腐食
断熱材や木材の劣化、雨漏りの発生
補修のタイミング早急(1~3ヶ月以内)できるだけ早め(1年以内)
補修方法– エポキシ樹脂注入(深い場合)
– 左官補修+再塗装
– シーリング(コーキング)の打ち替え
– 防水塗装やフィラー補修

違いのポイント

構造クラックは建物全体の強度に影響し、早急な補修が必要

縁切れクラックは主に接合部にでき、雨漏りや内部劣化のリスクが高い

どちらも放置すると補修費用が増加するため、早めの対策が重要


結論

  • 構造クラックは「建物自体の問題」 → 耐震性や安全性に関わるため最優先で補修
  • 縁切れクラックは「雨水侵入の問題」 → 放置すると内部腐食につながるため、早めの補修が必要

3. 斜めや縦に大きく入るひび割れ(重なった部分がバツ印になっている)

危険度:★★★

  • 建物の基礎や構造体に問題がある可能性があります。
  • 地震や地盤沈下により大きな負荷がかかって発生した可能性があります。
  • 早急に専門家に依頼し、点検してもらいましょう。

(写真:斜めの形状の構造クラック)

(写真:バツ印の構造クラック)

「斜めクラック」と「バツ印クラック」の違い

➡ バツ印(X字)のクラックの方が危険度が高い!

どちらも建物の構造に影響する可能性があり、特にバツ印(X字)のクラックは「構造クラック」の

典型的なパターンなので注意が必要です。


🔍 斜めクラックとバツ印クラックの違い

クラックの種類斜めクラック(45度など)バツ印クラック(X字)
危険度🚨 高(要注意)🚨🚨 非常に高い(最も危険)
発生場所外壁の角、窓やドアの周辺壁の中央部、開口部(窓・ドア)の周り
発生原因地震、地盤沈下、建物の歪み大きな地震や建物の構造的な損傷
ひび割れの形状斜めに1本の亀裂が伸びる2本のクラックが交差してX字に広がる
リスク建物の歪みが進行し、耐震性が低下建物の構造が崩壊寸前の可能性
補修の緊急度できるだけ早め(1~3ヶ月以内)緊急(即時点検・補修が必要)

🟥 斜めクラックの危険性

地震や地盤沈下による建物の歪みで発生

放置するとクラックが拡大し、構造クラックに進行する可能性あり

窓の角や壁の端から斜めに伸びるクラックは特に注意

⚠ 対応策:早急に点検し、エポキシ樹脂注入や左官補修で対応


🟥 バツ印クラック(X字クラック)の危険性(最も危険)

💀 バツ印(X字)のクラックは、構造が大きく損傷しているサイン!

建物の崩壊や倒壊の前兆である可能性が高い

主に大きな地震後に発生することが多い

耐震性が極端に低下し、建物が危険な状態になっている可能性がある

⚠ 対応策:即座に専門業者に点検依頼!補強工事や場合によっては建て替えも検討


 

🔍ひび割れを放置しているとどうなる?

1. 雨水の侵入による建物の劣化が発生

🔹壁の内部に水が染み込み、建材が劣化する

✅ひび割れ部分から雨水が浸入し、モルタルやコンクリートが劣化する。

✅木造住宅の場合、柱や梁が腐食し、耐久性が低下する

✅繰り返し水が侵すと、内部の鉄筋が錆びてコンクリートの強度が低下する


2. カビ・シロアリの発生

🔹湿気がこもり、建物の内部環境が悪化

✅ 湿気室内の空気環境が悪化し、健康に被害を及ぼすこともある。

シロアリは湿気のある木材を柱や床を食害し、建物の強度が低下する


3. 雨漏りが起こる

🔹放置するほどひびが大きくなり、修復が困難に

✅初期のヘアクラックの場合でも、水や汚れが入って拡大します。

✅小さなひびが構造クラック(0.3mm以上)に発展し、大規模な補修が必要になることも。


4. 耐震性の低下

🔹地震時にひび割れ部分から崩壊のリスク

✅壁の強度が低下し、地震の揺れでひびがさらに広がる

✅最悪の場合、建物の一部が崩れる場合があります。


5. 外観の悪化・資産価値の低下

🔹ひび割れが目立つと、建物の印象が悪くなります。

✅外壁の汚れやカビが目立ち、見た目が古びた印象に

✅将来的に売却を考えている場合、査定額が下がる可能性がある。


6. 外壁が剥がれる

🔹ひび割れが起きている部分のまわりはもろくなっています。

✅ひび割れまわりの塗膜が弱くなりはがれることも。

✅剥がれ落ちた外壁が通行人に接触するなどのトラブルになる可能性がある。

🔍ひび割れ補修の目安

外壁のひび割れの補修タイミングは、ひび割れの種類や進行状況によって異なります。

以下の基準を参考にして、適切なタイミングで補修を行いましょう。

ひび割れの種類補修タイミング推奨する補修方法
ヘアクラック(0.3mm以下)5~10年ごとの塗装時塗り替え、防水塗装
構造クラック(0.3mm以上)早急(1~3ヶ月以内)シーリング+モルタル補修
乾燥クラック5~10年ごとの塗装時防水塗装
縁切れクラックひび割れ発見後、早め(1年以内)コーキング打ち替え

 


💡まとめ

ひび割れの状態や形状によっても、大きな危険のサインになるため、放置せず早めに点検・修理をしましょう。

 

 

 

弊社ロードリバースでは、詳細な現地調査を行い、見積り項目もできる限り細分化し、

お客様にわかりやすく写真などを使いお伝えしています。

わからないこと、不安に思うこと、質問など、お気軽にお問合せ、ご相談ください。

 

 

外壁塗装は建物の美観や耐久性を左右する重要な工事です。

適切な塗料を選ぶことで、仕上がりの品質が大きく変わります。

ロードリバースでは、詳細な現地調査を行い、お客様にわかりやすくご説明いたします。

塗料の種類についての理解を深めるお手伝いができれば幸いです。

 

 

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執筆担当者

田村 亮輔

田村 亮輔

奈良県出身の田村です。

学生時代は建築を学んでいましたが、リフォームの面白さを知りリフォームの道に

建物は生き物のように土地や文化、住んでいるお客様にとって十人十色。
一つとして全く同じ建物は存在しません。

そんな建物の構造やお客様のご要望に沿ったプランを学生時代に学んだ建築の知識とリフォーム業界で培ってきた経験を合わせて、ご提案させていただきます。

お客様が思い描いている素敵な住空間を一緒に作っていきたいと思っておりますのでどんな小さなお悩み事でも是非お気軽にご来店、ご相談ください。

監修者

道川 豊

道川 豊

昨今、塗装業界は詐称や手抜き、高額な施工金額が横行してるとよく聞きます。「これでは、塗装業界が危ない」との想いの中、私たちの技術と高品質な塗材、適正な施工金額を地域の皆様へ提供したくホームページを開設しました。
「塗替えて良かった、これで安心」と喜ばれ、施工途中もワクワクさせられる塗装店となれるよう日々努力します。

所有資格
  • 一級塗装技能士
  • 二級建築施工管理技士

河内長野市・大阪狭山市地域密着!お客様の大切なお家を守ります ご相談・見積り・診断は無料です!!

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