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モルタル外壁の劣化症状とメンテナンスについて

外壁・屋根材劣化症状 2025.04.17 (Thu) 更新

皆様、こんにちは ✨

河内長野市・富田林市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店ロードリバースの外壁塗装ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます!

私たちは、河内長野市を中心に、高品質の外壁塗装・屋根リフォーム工事をご提供しています!

引き続き外壁塗装ブログをお読みいただき、より良い外壁塗装・屋根リフォーム工事にして頂きたいです(^^♪

 

 

本日は、モルタル外壁のメンテナンス時期と劣化症状について解説します。

モルタル外壁材(モルタル仕上げの外壁)は、セメント・砂・水を混ぜた材料で構成される外壁仕上げで、

日本では戸建住宅でよく見られる外壁材です。

モルタル外壁は、耐久性が高い一方で、定期的なメンテナンスが必要です。

 

モルタル外壁のメンテナンス時期の目安

モルタル外壁のメンテナンス時期の目安スケジュール


🔧 モルタル外壁のメンテナンス時期の目安

内容時期の目安
ヘアクラック(細かいひび割れ)の点検・補修5〜7年ごと
外壁塗装の塗り替え10〜15年ごと
シーリング(コーキング)の打ち替え10〜15年ごと(サイディングと比べると少なめ)
大規模補修(剥がれや構造的な劣化)20年〜(劣化状況による)

🔍 チェックポイント

以下のような症状が見られたら、早めにメンテナンスを検討しましょう

  • 髪の毛のような細いひび割れ(ヘアクラック)

  • 外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)

  • 塗装の剥がれや色あせ

  • 大きなひび割れや浮き・剥離

  • 雨染みやカビ・苔の発生


🛠️ なぜメンテナンスが必要?

モルタルは丈夫ですが、経年劣化で「ひび割れ→水の侵入→構造材の腐食」といった悪循環が起こる可能性があります。

放置すると修繕費が高額になることも…。

 


    ⚠️ モルタル外壁の主な劣化症状

    劣化症状特徴原因対処法
    クラック(ひび割れ)細かい~深い割れ目乾燥収縮・地震・地盤沈下補修材での充填、塗装前に処理
    チョーキング(白い粉が手につく)表面が粉状になる塗膜の劣化(紫外線・風雨)再塗装のサイン
    塗膜の剥がれ・膨れ表面が浮く・剥がれる湿気・塗膜の劣化・下地との密着不良塗膜の剥離処理+再塗装
    カビ・苔・藻表面に緑・黒の汚れ湿気・日当たりの悪い環境洗浄+防カビ塗装
    エフロレッセンス(白華現象)白い粉状の物質が浮くセメント中の成分が水に溶けて表面に出る高圧洗浄+防水処理

    💡 補足ポイント

    • モルタル外壁は割れやすい性質があるため、点検がとても重要です。

    • DIY補修も可能な軽微なひびもありますが、構造に関わるクラックは専門業者に依頼するのが安全です。

    • 立地や日当たり、湿度の状況によって劣化速度は異なるため、自宅の状況に合わせたメンテナンス計画が大切です。


    🏠 モルタル外壁の主な特徴

    モルタル外壁の特徴は、仕上がりの風合いや施工方法に大きな魅力がある一方で、デメリットも存在します。

    以下に、モルタル外壁の主な「特徴(メリット・デメリット)」をまとめてみました。

    メリット

    特徴説明
    デザイン性が高いコテやローラーなどで仕上げるため、自由度の高いデザインが可能。リシン吹き付け、スタッコ仕上げなど多様な質感を表現できる。
    継ぎ目がない(目地が少ない)サイディングのような継ぎ目がなく、見た目がすっきり。防水性も目地劣化の心配が少ない。
    耐火性が高いセメント系材料なので、火に強く、延焼リスクが低い。
    自由な設計ができる現場で左官仕上げするため、曲面や複雑な形状の外壁にも対応しやすい。
    重厚感・高級感左官仕上げならではの質感で、落ち着いた美しさやクラシックな印象が出せる。

    デメリット

    特徴説明
    ひび割れが起きやすい乾燥や気温差、地震などで収縮しやすく、クラックが発生しやすい。
    施工に技術が必要左官職人の技術によって仕上がりに差が出る。職人不足や費用増につながることも。
    工期が長い現場施工なので、天候などに左右されやすく、サイディングより工期が長め。
    定期的なメンテナンスが必要塗膜の劣化やひび割れへの対応が必須。
    防水性は塗膜に依存モルタル自体は吸水性が高いため、表面の塗装が防水のカギとなる。塗膜が劣化すると水が浸入しやすい。


    🧱 モルタル外壁を長持ちさせるポイント【5選】

    モルタル外壁を長持ちさせるためのポイントは、ズバリ「定期的な点検・適切なメンテナンス・環境への配慮」です。

    モルタルは素材として強いですが、ひび割れや水の侵入に弱い一面があるので、そこをカバーしてあげると耐用年数がグッと伸びます。

    ① ✅ 定期的な点検(5年ごとが理想)

    • ひび割れ(クラック)、塗膜の劣化、チョーキング(粉ふき)、カビ・苔の発生などをチェック。

    • 早期発見・早期対応が劣化を食い止めます。

    👉 チェックする場所

    • 壁の表面

    • サッシ周りや開口部(ひび割れや雨漏りの原因になりやすい)

    • 雨樋の裏や軒天


    ② 🎨 適切な再塗装(10〜15年ごと)

    • 塗装はモルタル外壁の「防水の要」!

    • 塗膜が劣化すると、雨水を吸って内部にダメージが進行します。

    👉 おすすめ塗料:

    オススメ塗料
    →下塗り:微弾性フィラー

     中塗り、上塗り:日本ペイント/パーフェクトトップ

    ラジカル塗料について書いたブログはこちら↓↓

    国内を占める代表的なラジカル塗料メーカー

     

     


    ③ 🧴 クラック補修は早めに!

    • 小さなひびも放っておくと水が入り込み、内部の腐食や凍害の原因に。

    👉 クラックの目安と対処法:

    • 0.3mm以下:塗装時に埋まるレベル

    • 0.3mm以上:補修材での処理 or シーリングが必要


    ④ 🌿 外壁周辺の環境整備

    • 外壁の劣化は、意外と「庭木や雑草」「排水」「湿気」などの環境にも影響されます。

    👉 気をつけたいポイント:

    • ツタや草が壁に密着していないか?

    • 風通しや日当たりが極端に悪くなっていないか?

    • 雨水の跳ね返りが外壁に当たってないか?


    🛠️ 長寿命のための補足TIPS

    内容ポイント
    点検の記録を残すいつ・どこに・どんな症状があったか記録しておくと、劣化の傾向がわかる
    信頼できる業者に依頼下地処理がしっかりしてないと、見た目だけきれいでもすぐダメになる
    DIYよりプロの判断クラック補修などはDIYも可能ですが、大きいものはプロに任せたほうが安心

     

       

       


      まとめ

      モルタル外壁は適切なメンテナンスを行っていれば30年~40年の耐久性があります。

      定期点検と適切な補修を心がけましょう。

       

      弊社ロードリバースでは、詳細な現地調査を行い、見積り項目もできる限り細分化し、

      お客様にわかりやすく写真などを使いお伝えしています。

      わからないこと、不安に思うこと、質問など、お気軽にお問合せ、ご相談ください。

       

       

      外壁塗装は建物の美観や耐久性を左右する重要な工事です。

      適切な塗料を選ぶことで、仕上がりの品質が大きく変わります。

      ロードリバースでは、詳細な現地調査を行い、お客様にわかりやすくご説明いたします。

      塗料の種類についての理解を深めるお手伝いができれば幸いです。

       

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      執筆担当者

      田村 亮輔

      田村 亮輔

      奈良県出身の田村です。

      学生時代は建築を学んでいましたが、リフォームの面白さを知りリフォームの道に

      建物は生き物のように土地や文化、住んでいるお客様にとって十人十色。
      一つとして全く同じ建物は存在しません。

      そんな建物の構造やお客様のご要望に沿ったプランを学生時代に学んだ建築の知識とリフォーム業界で培ってきた経験を合わせて、ご提案させていただきます。

      お客様が思い描いている素敵な住空間を一緒に作っていきたいと思っておりますのでどんな小さなお悩み事でも是非お気軽にご来店、ご相談ください。

      監修者

      道川 豊

      道川 豊

      昨今、塗装業界は詐称や手抜き、高額な施工金額が横行してるとよく聞きます。「これでは、塗装業界が危ない」との想いの中、私たちの技術と高品質な塗材、適正な施工金額を地域の皆様へ提供したくホームページを開設しました。
      「塗替えて良かった、これで安心」と喜ばれ、施工途中もワクワクさせられる塗装店となれるよう日々努力します。

      所有資格
      • 一級塗装技能士
      • 二級建築施工管理技士

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