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化粧スレートと天然スレートの違い

外壁・屋根材塗装の豆知識 2025.04.27 (Sun) 更新

皆様、こんにちは ✨

河内長野市・富田林市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店ロードリバースの外壁塗装ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます!

私たちは、河内長野市を中心に、高品質の外壁塗装・屋根リフォーム工事をご提供しています!

引き続き外壁塗装ブログをお読みいただき、より良い外壁塗装・屋根リフォーム工事にして頂きたいです(^^♪

 

 

本日は「化粧スレートと天然スレートの違い」についてわかりやすく解説します!

日本では数多く普及されているスレート屋根ですが、実はスレート屋根には種類があるのをご存じでしょうか?

化粧スレートと天然スレートの違いは、素材と性能(耐久性・見た目など)にあります。

ざっくりいうと、化粧スレートは「人工的に作られたもの」、天然スレートは「自然の石を加工したもの」です。


✅ 化粧スレート(人工スレート、セメントスレートとも呼ばれる)

皆様のお住まいでよく見られるスレートが化粧スレートです。

スレートやコロニアル、カラーベストとも呼ばれることもあると思いますが同じ意味合いです。

  • 「化粧スレート」は → 屋根材の分類名(ジャンル)

  • 「カラーベスト」は → ケイミュー(旧:クボタ松下電工外装)の商品名(ブランド名)

  • 素材:セメントと繊維質を混ぜて板状にしたもの(昔はアスベストも使われていましたが、今は使われていません)

  • 見た目:天然スレート風に塗装や模様がつけられているが、基本は人工物

  • 価格:比較的安価で、施工もしやすい

  • 耐久性:およそ20~30年が目安(塗装のメンテナンスが必要)

  • メリット:軽くて扱いやすい、コストが抑えられる

  • デメリット:紫外線や風雨で劣化するため、定期的な塗り替えが必要

 


✅ 天然スレート

一般の住宅で使用されるのはかなりレアなケースで、ヨーロッパでは何百年も前から定番の屋根材です。

日本で言うと、東京駅で天然スレートが使用されています。

  • 素材:天然の粘板岩(けいばんがん)を薄く割ったもの

  • 見た目:自然の風合いがあり、独特の高級感

  • 価格:高価(材料費も施工費も高い)

  • 耐久性:非常に高く、50年以上持つことも(ヨーロッパでは100年持つ例もあり)

  • メリット:劣化しにくく、見た目も美しい

  • デメリット:重くて施工に技術が必要、割れやすい面もある

 


🌟ざっくりまとめると…

項目化粧スレート天然スレート
素材セメントなど人工素材自然の粘板岩(天然石)
見た目人工的(塗装・印刷)自然な風合い・高級感
耐久性約20〜30年50〜100年以上
メンテナンス塗装の塗り替えが必要基本的に不要(割れ以外)
価格安い高い

✅ 化粧スレートの主な種類

化粧スレートには「平板スレート」「厚型スレート」「波板スレート」の3種類あります。

 

✅ 平板スレートとは?

平板スレートは、セメントと繊維(昔はアスベスト、現在は無害な人工繊維)を主成分として作られた、

平らな板状の屋根材です。表面には化粧塗装が施されていて、これが「化粧スレート」とも呼ばれる所以です。

🔍 特徴まとめ

特徴内容
📐 形状平らで薄く、軽量(厚さ4.5〜5.5mm程度)
🎨 表面アクリル塗装やフッ素塗装(色・艶あり)
💰 価格比較的安価でコスパ良し
🛠️ 工事軽くて施工しやすく、工期が短い
🏠 外観シンプルモダンな印象、洋風にも合う
🌧️ 耐久性塗装の劣化で10〜15年ごとに再塗装が必要

 

✅ 厚型スレートとは?

厚型スレートは、セメント系の材料で作られており、厚みが10mm前後と、平板スレート(約5mm)よりも厚く、

重量感・立体感がある屋根材です。

昔は「セメント瓦」とも呼ばれていたことがあり、和瓦のような波型の形状をしているものが多く、

洋風建築によく合うデザインです。


🔍 特徴まとめ

特徴内容
📏 厚み約10mm前後(平板の2倍くらい)
📦 材質セメント+繊維(アスベストは現在未使用)
🧱 形状波形や立体的なデザインが多い
💪 耐久性重量があるぶん耐風性に優れる
🎨 外観重厚感のあるデザイン(瓦っぽさがある)
🛠️ 施工やや重いため下地強度が必要
💰 コスト平板スレートよりやや高め

 

✅ 波板スレートとは?

波板スレート」は、セメント系のスレートを波型(リブ形状)に成形した屋根材・外壁材です。

屋根だけでなく、工場・倉庫・牛舎などの外壁にもよく使われています。


🏭 主に使われる場所

  • 工場・倉庫

  • 農業施設(畜舎、ビニールハウスの壁など)

  • 仮設建築物

  • ガレージや簡易小屋


📦 材質と特徴

特徴内容
材質セメント+繊維(昔はアスベスト、現在はノンアスベスト)
形状波型(大波・小波あり)
強度高い耐久性と耐火性
重量やや重い(施工に強度が必要)
通気性波形により空気が流れやすい(熱こもりにくい)
コスト比較的安価

 

以下のブログでは、スレート屋根の劣化症状とメンテナンスについてまとめています。

ぜひ参考にしてくださいね。

スレート屋根の劣化症状とメンテナンスについて

 

 


💡 まとめ

いかがでしたか?

スレート屋根には化粧スレートと天然スレートがあり、日本の多くは化粧スレートが使用されています。

天然スレートは一般住宅でしようされることは少ないですが、高級感や重厚感が必要な建築物には最適です。

     

     


     

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    執筆担当者

    田村 亮輔

    田村 亮輔

    奈良県出身の田村です。

    学生時代は建築を学んでいましたが、リフォームの面白さを知りリフォームの道に

    建物は生き物のように土地や文化、住んでいるお客様にとって十人十色。
    一つとして全く同じ建物は存在しません。

    そんな建物の構造やお客様のご要望に沿ったプランを学生時代に学んだ建築の知識とリフォーム業界で培ってきた経験を合わせて、ご提案させていただきます。

    お客様が思い描いている素敵な住空間を一緒に作っていきたいと思っておりますのでどんな小さなお悩み事でも是非お気軽にご来店、ご相談ください。

    監修者

    道川 豊

    道川 豊

    昨今、塗装業界は詐称や手抜き、高額な施工金額が横行してるとよく聞きます。「これでは、塗装業界が危ない」との想いの中、私たちの技術と高品質な塗材、適正な施工金額を地域の皆様へ提供したくホームページを開設しました。
    「塗替えて良かった、これで安心」と喜ばれ、施工途中もワクワクさせられる塗装店となれるよう日々努力します。

    所有資格
    • 一級塗装技能士
    • 二級建築施工管理技士

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